猫を飼うにあたり、まずクリアしなくてはならないのは「一緒に住むための環境」です。 家がクリアできたら周辺環境の調査をしておきましょう。
猫を飼う家が見つかってもそこで決めてしまうのはちょっと待ってください。住む部屋が人間にとって魅力的でも、実際に住んでみて「あ!」と気づくのでは遅いこともあります。本当に猫と一緒に住むのに適した場所なのか、今一度よく考えてください。当然物件を紹介する側の人は「早くしないと・・・」と急かしてくるでしょうけど、せっかく猫と一緒に住む環境を探しているのに人間にだけ都合がよい場所では、意味がありません。
下記にチェックすべきことを紹介していきます。
重要度5 動物病院が近くにあるか?
動物病院が近くにあるかどうかは重要です。
人間の場合は意思疎通ができますが、猫はあなたに具合が悪いことを伝えることができません。また、「あれ?何かいつもと様子が違う。具合が悪いのかな?」と感じてから病院へ連れていくようなことは、余程一緒にいる時間が長くなくては難しいです。
たいていは定期的な健康チェックや予防接種以外で、余程急を要するような事態になってから病院へ向かうことになるかと思います。そんな時に「近くに病院はあるけど、緊急診療をやっていない(今日は休み)」とか、「遠すぎてタクシー拾っても時間がかかる」とか、「ネットで検索したけど、行ってみたら休み/廃業だった」とか・・・やってたら遅いですよね。
健康に気を付けていれば問題ないかもしれませんが、「○○を放置していたら誤って飲み込んでしまった」等は猫を飼い始めたばかりの人にありがちなミスです。仮にすぐに連れていけるような場所に病院が無いのであれば、その家は候補から外したほうがよいかもしれません。
ちなみに、ペット共生型等の物件だと近くに動物病院がある場所があったり、1Fが病院だったりすることがあります。私の部屋もすぐ近くに動物病院が2、3件あります。
重要度3 騒音
騒音は人間にとっても嫌なものですが、特に猫は人間より耳がよいのでストレスの原因になりやすいです。線路の近くや、車通りの激しい通りに面した場所等は避けるべきです。ただし、部屋が高い場所でそれらの音が気にならないような高さなのであれば問題ないでしょう。
重要度1 ペット用品を近くで買えるか?
最近はフードも砂もその他猫に関するものはすべてネットで購入できます。なので、あまり気にする必要はないかもしれませんが、「買うのを忘れてた!」とかたまに私もやってしまうことがあります。なので、近くに売ってるお店があると便利ではあります。最近はコンビニや普通のスーパーでも売ってますが、そういうところに売っているフードなどは大量生産の安い商品ですし、種類はあまりありません。