猫の里親になりました

猫の里親になったWEBデザイナーのお話

猫を飼う環境、家(部屋)はどうやって探せばいい?

      2015/06/21

猫を飼うにあたり、まずクリアしなくてはならないのは「一緒に住むための環境」です。 まずは一緒に住むための「家」について考えてみましょう。
※自分や家族の持家の場合は特に気にする必要はないと思いますので、主に賃貸マンション/アパートを借りている方向けの内容となります。

猫を飼えるマンション/アパートは見つけにくい

猫は一般的に可愛いというイメージ以外で、
・爪が鋭い、ひっかくので、壁がボロボロになる
・糞尿が臭いので、部屋が臭くなる
等、あまり良いイメージを持たれない大家さんが多いようです。
部屋は大家さんの資産で、常に人が住める場所としてキレイにしておきたいため、そのようなイメージを持ってしまうとリスクを負いたくないと思うのが当然でしょう・・・。

一応念のために書きますが、本当は飼う人がちゃんとしていれば壁がボロボロになったり、部屋が臭くなるなんてことにはなりません!
猫が爪をとぐのは爪が生え変わるため必要な習性ですが、自分が気に入った場所でしか爪をとぎません。また、本来猫は犬と違い糞尿で存在を誇示するようなことをせず砂をかけて臭いをちゃんと消そうとします。なので、きちんと爪とぎ用品をお気に入りの場所に置いておいたり、常に猫砂を入れてトイレをきれいにしておけば何の問題もありません。

しかしながら、現実は「犬はOK」だけど「猫はダメ」というペット可物件が多のも事実です。 ネットで探すだけではそういった物件を含めた状態でしか探せないので、問い合わせてみたけど猫はダメだった・・・ということになり兼ねず、非効率です。
なので、住みたい場所の近くにある賃貸仲介業者に条件を伝えて探してもらうと良いでしょう。あまり労力をかけずに探してもらえます。大手なら多少離れた場所でも自社のネットワークで探してもらえるかと思います。

また、通常の賃貸マンション/アパートに加えて、最近は「ペット共生型」や「猫付き」といったマンション/アパートもできてきています。

ペット共生型物件

その名の通り、ペットと共生することを目的とした物件です。
屋上にドッグランがついていたり、ペットの足洗い場があったり、部屋の壁紙が傷付きにくいものになっていたり、ドアにペット用の通り穴がついていたり・・・。ペットと一緒に住むことを考えて作られています。

ただし、数や場所が限られているのと、賃料も割と高めの設定になっています。

猫付きの物件

猫を保護している団体等が、里親募集中の猫と一緒に住める部屋を提供しています。最近は賃貸の稼働率を上げるために大家さんが保護団体と提携して「猫付」で貸し出しているケースも増えているようです。

しかしながら、「一緒に住む猫を探す」行程が省略できますが、形式上すでに猫がいる部屋に住む感じになります。 転勤が多くて猫を飼いたいけど・・・というような方や、初めてなのでいきなり飼うのは不安・・・とった方には良いかもしれません。

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